2020/1/20
令和2年1月18日(土)アカデミアコースのプロジェクトチームは、淡路島SEEDBEDにて開催された「阪神・淡路大震災25周年復興祈念イベント」に参加してきました。
毎月、KOKOKUファームの創生活動にご協力をいただいているPASONAグループ株式会社タネノチカラ様の主催によるイベントで、グループの社員の方々やそのご家族の方々など約80名が参加されていました。
午前中は、SEEDBEDを猪から守る柵を作る為に杭を打ち込む作業を、国際色豊かなPASONAグループグローバルインクルージョンの皆さんと一緒に行いました。
ティガーという穴掘り機を使って地中60cmまで土を掘り起こすのですが、これがものすごい重労働で、生徒たちは汗だくになりながら必死に作業を進めていきました。
昼食は、炊き出しの豚汁とおにぎりを戴きました。寒空の下での作業の後の豚汁は、身体中に染み渡りました。
午後からは、テントサイトの周りの畑にウッドチップを撒く作業を行いました。
初めて会う方々との作業でしたが、同じ目的に向かって、共に汗を流していると自然と会話が生まれ、笑顔になっていきます。
これも、SEEDBEDを訪れるからこそ生まれる貴重なコミュニケーションの機会です。
そして最後に、復興祈念イベントの象徴となる「ファイヤープレイス」の点火セレモニーに参列させていただきました。
このファイヤープレイスもアースバッグで出来ており、先月の活動の中でお手伝いをさせていただいたものが完成し、本日初めて点火をされました。
セレモニーでは、淡路市の門市長、PASONAグループの南部代表、タネノチカラの金子社長がそれぞれご挨拶をされ、3名の方々により点火がなされました。
阪神・淡路大震災から25年···高校1年生の彼らは映像でしか、その被害状況を知りません。
しかし、今回このイベントに参加をさせていただき、自分たちが持続可能な社会を創る一端を担っているという使命感を改めて感じてくれました。
自分一人では実現するのが難しいことでも、みんなと一緒に助け合えば実現していく。
SEEDBEDには「一人ひとりが生かされる環境」があります。