2024/8/27
2024.8.27(Tue)
令和6年度 全国高等学校軟式野球選手権大会
8月25日(日)
場所 明石トーカロ球場
1回戦 中京高校(東海地区代表)
興國 000 002 000 2
中京 300 000 00✖️ 3
53年ぶりの全国大会に出場した興國高校。9時から開会式を行われ、堂々と行進する姿に感動を覚えました!
「日本一」を目指し、開会式から約4時間後に、1回戦が行われました。
対戦高校は、3連覇を目指す中京高校。
興國高校らしい粘り強さが随所に出た試合となりました。
全国大会のスタンドには、先生方、保護者、OBに加え、ウィンドアンサンブル部が応援に駆けつけてくれました。総勢100人を超える大応援団で、スタンドも一緒に戦いました。
初回の攻撃から勢いをつけたいところでしたが、全国大会常連校の好投手から出塁することができず、三者凡退に抑えられます。
その裏、興國のマウンドには、ゲームを支配する絶対的エース小原 弦太(3年/AA/忠岡町立忠岡中学校)が上がります。
先頭打者を三振に抑えるも、53年ぶりの全国大会出場というプレッシャーからか、初回に3点を許してしまいます。
しかし、3回には1.3塁のピンチも三振で抑え、4回には2アウト満塁を、レフトを守る田中 唯(3年/AA/宝塚市立宝塚第一中学校)が執念のダイビングキャッチでピンチを切り抜け、徐々に流れが興國高校へ来ます!このBIG playで、球場のボルテージはMAXに上がりました!
この流れに乗って、6回表に興國の反撃が始まります。3つの四球を選び、2アウト満塁のチャンスを迎えます。バッターは5番小原。小原は自らを援護するレフト前タイムリーを放ち2点を返します。
6回裏からは、MAX139キロ右腕の小澤 鴻介(3年/AA/松原市立松原第三中学校)がマウンドへ上がります。この日の小澤の気合いは普段とは違います。三者連続三振を奪う好投を見せます。小澤は3イニングを投げて4者連続三振を含む、7奪三振を奪い、素晴らしい投球で見事相手打線を抑え込みます!
打線は7回にランナー1.2塁のチャンスを作ります。ここで大阪大会決勝で勝負強い打撃を見せた西平 洸都(3年/AA/忠岡町立忠岡中学校) が代打に送られます。スタンドの応援団も西平を後押しするも、サードゴロに打ち取られて無得点に終わります。
最終回。2アウトとなり、ここで代打、キャプテンの奥村 璃琥(3年/AC/和泉市立和泉中学校)が打席へ。苦しい場面でありましたが冷静な奥村は四球を選びます。続く是枝 壮音(3年/AA/宝塚市立宝塚第一中学校)も四球。2アウトながら、1.2塁のチャンスを作ります。興國高校の大応援団の後押しを受けますが、最後の打者が見逃し三振となり、ゲームセットとなりました。
勝利にはあと一歩届きませんでしたが、興國高校らしく最後まで諦めず、粘り強い戦いができました。
秋・春近畿大会優勝。53年ぶりの大阪大会優勝と多くの人の期待に応え、数々の歴史を塗り替えた素晴らしいチームでした。
「日本一」という3年生の目標は、次の学年へと受け継がれます。「日本一」を目指し、次の日から新チームがスタートします。
この度は、学校の先生方、保護者の皆様方、OBの方々に明石トーカロ球場へと足を運んでいただき、誠にありがとうございました。皆様の声援が生徒の力に変わり、自分たちの持っている以上の力が発揮できたと思います。本当にありがとうございました。
これからも興國高校軟式野球部をどうぞ宜しくお願い致します。