2021/8/2
第103回全国高校野球選手権大阪大会 決勝
本日、大阪シティ信用金庫スタジアムにて夏の甲子園出場をかけた、大阪桐蔭高校との決勝戦が行われました。
46年ぶりとなった決勝戦の先発マウンドには、これまで好投を続けてきたエース田坂(3年・加古川市立陵南中学校出身)が上がりました。
序盤からランナーを背負いながらも要所を締めた立ち上がりを見せたものの、3回裏に長打とスクイズを絡ませ、3点を先制されました。
4回裏から田坂に代わってリリーフ登板した入西(3年・京都市立桂中学校出身)が、7回まで猛打の大阪桐蔭打線を無失点に抑え込む好投を見せ、望みを繋げました。
6回表にツーアウト1塁2塁から3番 山田(3年・大阪市立長吉西中学校出身)のタイムリーヒットで1点を返し反撃の狼煙を上げると、9回表には6番 大森(2年・枚方市立山田中学校出身)、7番 渡部(3年・大東市立深野中学校出身)の連続タイムリーヒットで同点に追いつき、スタンドを埋め尽くした興國大応援団のボルテージは最高潮になりました。
しかし、9回裏、ツーアウト3塁からレフトへのサヨナラタイムリーヒットを打たれ、惜しくも3対4で勝負が決しました。
全国屈指の強豪を最後の最後まで追い詰め、多くの皆様に感動を届けた興國ナインに最大級の拍手をいただけると幸いです。
3年生たちはこの大会を最後に高校野球から引退をいたしますが、勝つ喜びと応援していただけるありがたみと負ける悔しさを知った彼らは、これからの人生において大きな財産を手にしてくれたと思います。
また、明日から新チームがスタートいたします。今回の雪辱を晴らすため、2年生・1年生たちは尚一層の努力をしてくれることと思います。
暑い中、球場に足を運んでくださった皆様、テレビやネット中継を見ながら興國の勝利を祈ってくださった皆様、すべての方々の想いが選手に届いております。本当にありがとうございました。
そして、今後とも興國高校硬式野球部をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
夢はまだ続きます…。