2023/10/21
2023.10.21(sat)
令和5年度 秋季近畿地区高校野球大会 1回戦
@ 大阪シティ信用金庫スタジアム(舞洲)
近 江 001 010 000 = 2
興 國 000 000 000 = 0
45年ぶりの出場となった近畿大会の初戦は、滋賀県を優勝した近江高校と対戦し、両チームともに好守備が飛び出す緊迫した投手戦となりました。
先発マウンドには、大阪大会を勝ち上がった立役者のエース 熊谷 直也(2年AAコース/堺市立鳳中学校)が上がりました。
初回から強打者相手にも臆することなく攻め切り、持ち味を存分に発揮していきます。
先制されたのは3回表、一死一塁三塁のピンチを背負うと、犠牲フライで1点を失います。
しかし、続く二死二塁のピンチは脱して最小失点で切り抜けます。
反撃したい打線は3回裏、熊谷と平野 雄大(2年AAコース/豊中市立第十三中学校)が連打で一死一塁二塁のチャンスを作るも、後続が繋がらず、同点のチャンスを逃しました。
嫌な流れの中、ビッグプレーが飛び出したのは4回裏でした。
二死一塁二塁のピンチでセンター前ヒットを浴び、追加点を奪われたかに思いましたが、レーザービームが炸裂し、ホームタッチアウトに。
好プレーが飛び出し、応援席もボルテージがMAXになりました。
本日は600人の生徒たちや保護者の皆様、OBの方々が応援に参加してくれました。また、ウィンドアンサンブルのダイナミックな演奏でグランドの選手たちにパワーを届けました。
しかし、5回表に一死二塁三塁のピンチを背負うと、スクイズで追加点を奪われてしまいます。
相手打線の隙のない野球にジワジワと突き放されていきます。
力投を続けた熊谷に代わり、7回には若林 獅堂(1年AAコース/彦根市立南中学校)、9回には西野 輝(2年AAコース/生駒市立生駒南中学校)が登板し、共に無失点に抑え、反撃を待ちます。
なんとか食らいつきたい打線でしたが、8回までに3安打と反撃の糸口を掴むことができません。
そして0-2で迎えた、9回裏。
二死ランナーなしで最後の打者が打ち取られ、ゲームセット。
45年ぶりの近畿大会は初戦敗退という結果になりました。
半世紀近く遠ざかっていた近畿大会では多くの方の応援や期待を感じることができました。
多くの方々から掛けていただいたお言葉は大変励みになりました。
この財産を、必ず来年の夏の甲子園に繋げるべく努力してまいります。
また、野球部が目指す、応援される集団になれるように邁進していきます。
今大会は多くのご声援をいただき、誠にありがとうございました。
今後とも硬式野球部を宜しくお願い致します。