2024/3/7
6•7日目・2024.3.5(Mon)-3.6(Tue)
ついに研修旅行最終日を迎えました。ヨーロッパの地に、名残惜しさを感じながらも早朝から帰り支度をし、ホテルを離れました。
ミュンヘン空港から羽田空港へは5組はドイツ・フランクフルト空港経由、6組は直行便で向かいました。偏西風の追い風を受ける東向きの航路をとり、往路と比べおよそ2時間短いフライトとなりました。
日本へ降り立つと1週間ぶりの日本食に懐かしさをおぼえる者や無事に帰ってこれたという安心感をのぞかせる者もおりました。興國ならではの非常に濃密な旅は、彼らに多くの刺激をもたらしてくれました。また、その刺激を五感で存分に感じ、自身の成長に繋げてくれていると実感しております。
最後に、行程の企画から旅中の添乗に至るまでご尽力いただきましたJTBの皆様、現地ガイドの皆様ありがとうございました。
そして何より、ご子息を快く送り出していただきました保護者の皆様、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
本校にとって4年ぶりの復活となった「海外研修旅行」が、残り一年の高校生活、そして今後の人生にとってかけがえのない思い出が沢山詰まった旅であったことを期待して、次のステージへと進んで参ります。
3班5・6組の次回登校日は3月11日(月)です。体調を万全にして春期講習に臨みましょう。
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5日目・2024.3.4(Mon)
本日は朝食の後、希望者を募りホテル近くの地元スーパーへ買い出しにいきました。日本で待つ家族や友達に、とお土産をたくさん購入する姿に思いやりの心を垣間見ることができました。
午前の研修では、まずミュンヘン市内のBMWショールームを訪れました。ズラリと並べられた最新車やバイクの数々は、男子たちに堪らない光景で、生徒らは目をキラキラさせて見学しておりました。また、公式ショップでは時間いっぱいにショッピングを楽しむ生徒もおり、朝一番から大興奮の様子でした。
続いて、ドイツ博物館へ向かいました。ここでは、ドイツの世界に誇れる科学技術・産業力を多方面にわたって学ぶことができました。体験型の展示も多くあり、積極的に新たな知識を吸収しようとする姿勢に大変感心しました。
午後からはミュンヘン市街地の有数の観光名所であるマリエン広場から班別自主研修をスタートさせました。広場周辺は、歴史的な教会が建ち並ぶ一方で、都会的なショッピングセンターなどもあり、様々な時代感覚を磨くにふさわしい素敵な街でした。
最後の自主研修ということもあり、集合時には土産物袋を両手いっぱいに持ち、満足感ある表情を浮かべた生徒が多くいたことが印象的でした。
研修後の夕食の時間に、お待ちかねの合同パーティーを4班(SAD/2組)と開催しました。学年オリジナルグッズのベースボールシャツを身にまとい、ドイツの名物料理を堪能しました。パーティー中盤では、「興國式じゃんけん大会」で会場のボルテージは最高潮に。そして、ここまでクラスを支えた研修旅行委員を表彰いたしました。各担任から思いの詰まった品物を送らせていただきました。3班の研修旅行委員は以下のメンバーです。
【5組】
尾上 漱君(東大阪市立長栄中学校)
木野 裕史君(大阪市立西淀中学校)
【6組】
児島 魁士君(泉佐野市立第三中学校)
藤山 颯太君(大阪市立阪南中学校)
これだけで終わらないのが興國式!
さらに、この期間中に誕生日を迎えた谷口 雅佳君(6組/大阪市立大淀中学校)のお祝いをしました。全員からバースデーソングのプレゼントをした後、JTBの皆様から素敵な誕生日プレゼントもご用意していただきました。
レストランのご協力やJTBの皆様の素敵な計らいによって、パーティーは終始大盛り上がりの中、閉会しました。
明日はとうとう帰国の日となります。5組と6組でミュンヘンから羽田へのフライトは異なりますが、どちらのクラスも良い締めくくりができるよう、安全第一で帰路につきたいと思います。
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4日目・2024.3.3(Sun)
ドイツで迎えた研修旅行4日目は、ビュッフェ形式の朝食を終えたのち、バスに乗り込みノイシュヴァンシュタイン城へ向かいました。
アウトバーン(ドイツの高速道路)からロマンチック街道を経由する、およそ2時間のバス旅となりました。途中の車窓からは、ドイツの名門サッカークラブ・バイエルンミュンヘンのホームスタジアムやヨーロッパ最大の山脈・アルプス山脈を眺めることができ、様々なドイツの景色も楽しみました。
ノイシュヴァンシュタイン城の麓に到着すると、さすがはドイツ最大の観光地、国内外から多くの観光客が訪れ、賑わいを見せていました。
城の背後に掛かるマリエン橋からのフォトタイムでは、美しくそびえる姿に感動をおぼえました。城内の見学では、装飾的な部屋や美しい絵画があり、その一つひとつにとても魅了されました。
ランチタイムは、これぞドイツと呼べるソーセージを頬張り午後の行程に移りました。
午後は、世界遺産に登録されているヴィース教会やミュンヘンのシンボルであるフラウエン教会(聖母教会)とロマンチック街道終着町のフュッセンへグループに分かれて訪れ、それぞれの魅力を肌で感じ、生徒らの表情は充実感に満ちておりました。
観光地を巡る行程は、残すところあと1日となりました。
最後の最後まで国際交流や異文化理解をより深められるよう五感で感じる旅にしていきます。
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3日目・2024.3.2(Sat)
本日は、2日間お世話になったプラハのホテルを後にし、「世界一美しい街」と評されるチェスキークルムロフへ向かいました。
町の入り口には、シンボルともいえるチェスキークルムロフ城が堂々とそびえ、その迫力に生徒らは一気にチェスキークルムロフの虜になっておりました。
石畳の通りの脇には、ルネッサンスにゴシックなどその時代に流行ったさまざまな建築様式の建物が立ち並び、町全体が中世時代の趣を残すその様子に、どこか時の流れが止まったかのような印象を受けました。
班別の自主研修では、雑貨屋や土産物屋でのショッピングを楽しんだり、カフェなどでゆっくりとした時間を満喫したりしていました。
チェスキークルムロフを後にした一行は、陸路でドイツ・ミュンヘンへと向かい、ホテルに入りました。
明日はドイツ観光のシンボルマークともなっているノイシュヴァンシュタイン城を訪れます。その歴史や美しさを肌で感じて参ります。
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2日目・2024.3.1(Fri)
ヨーロッパPAD3班は、濃霧にかすむ幻想的なプラハ城見学から2日目の行程をスタートさせました。
城内の聖ヴィート大聖堂では、芸術的なステンドグラスや様々な建築様式の彫刻が並び、その歴史と美しさに触れることができました。
その後、「黄金の小道」を通り抜け、城外へ移動するとプラハ最古の橋である「カレル橋」を渡りました。その欄干には30体の聖人像が立ち並び、なかには日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの像もありました。
そして、旧市街地広場の天文時計に向かい、12時を知らせる鐘の音と人形仕掛けを鑑賞しました。
午後からは「B&Sプログラム」に臨みました。青松蒼生(6組/八尾市立成法中学校)による英語での挨拶から始まり、現地大学生のアテンドのもと、よりディープな市街地散策となりました。英語でのコミュニケーションに悪戦苦闘しながらも、自己表現やコミュニケーション能力の向上を実感した生徒も多くいてました。
明日は、「世界一美しい街」チェスキークルムロフを訪れます。その後はチェコを離れ、研修旅行での2ヶ国目となるドイツ・ミュンヘンに入ります。
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1日目・2024.2.29(Thu)
本日からPAD5・6組のミュンヘン・プラハの海外研修旅行が始まりました。
まだ薄暗い中、伊丹空港に集合した一行はまず出発式に臨みました。生徒代表の尾上 漱君(5組/東大阪市立長栄中学校)は、「国際理解を深めること」「異文化交流を果たすこと」を研修旅行の目標に掲げ、出発にふさわしい立派な挨拶となりました。
その後、多くの保護者の皆様に見送られながら、経由地の羽田空港へ向かう便に乗り込みました。
羽田空港到着後は、次の経由地であるドイツ・ミュンヘン空港への便に乗り継ぎました。ルフトハンザ航空にて、ユーラシア大陸を横断するおよそ15時間のフライトになりました。
機内では、充実した機内食をはじめ、豊富なコンテンツが用意されており、各々空の旅を楽しんでいる様子が伺えました。長距離フライトの中でも、大陸横断航路ならではの雄大な自然を見た時は、その疲れが少し和らぐ瞬間でした。
そしてミュンヘン空港に到着すると、数時間のトランジットを挟み、本日の最終目的地であるチェコ・プラハ空港へ向かいました。濃い霧の中、空港からはバスに乗り換え、プラハのホテルに入りました。さすがに疲労の色は見えますが、長時間の移動にも順応し、大きなトラブルなく明日を迎えられそうです。
明日から研修旅行が本格的にスタートしていきます。一生に一度の思い出を仲間たちとつくれるよう、思い切り楽しみながら様々な経験を積んでほしいと思います。