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【令和3年度 2年CTコース 自衛隊体験入隊】

2021/12/12

【1日目】
令和3年12月10日(金)

2年CTコースは、本日から12日まで海上自衛隊舞鶴基地にて、自衛隊体験入隊を行っています。
舞鶴基地には11時頃に着隊しましたが、まず驚いたのが、卒業生の森健晋君が体験入隊の指導に来てくれた事でした。在校時と変わらない笑顔がとても嬉しかったです。それから基地内で昼食をいただき、13時前から本格的に訓練が開始されました。本日の訓練は防水訓練でした。温水での訓練ですが、寒さで水が冷たくなるのが心配でしたが、本日の舞鶴市は気候が良く、そこまで寒く感じませんでした。生徒たちは、体験入隊でしか経験出来ない厳しい訓練に一生懸命に取り組んでいました。
佐藤佑介先生が防水訓練に参加し、生徒たちと一緒にずぶ濡れになりながら頑張りました。また、基礎訓練では、腕立て伏せ107回を記録しました。これには自衛官の方も驚いていました。
金曜日の夕食は、もちろん海自カレーでした。生徒たちは、びっくりするぐらい食べていましたし、とても美味しかったです。
夕食後は、舞鶴基地のベッドメイキングを教えてもらいました。なかなか難しく、黙々と作業に取り組む姿やクラスメイトと協力して作業に取り組んでいる姿に成長を感じました。
明日の訓練はカッター訓練と手旗信号です。
明日も全力で頑張ります❗️

【2日目】
令和3年12月11日(土)

2年CTコースの自衛隊体験入隊2日目(海上自衛隊舞鶴基地)です。
7時起床後、毎朝行われる国旗掲揚を見学し、朝食後8時30分から本日の訓練が開始されました。本日の訓練は、カッター訓練と手旗信号・結索でした。カッター訓練は、短艇を合計12人で漕ぐ訓練です。櫂を漕ぐだけでも大変な作業ですが、短艇を動かすにはチームで息を合わせて漕ぐ事がとても重要でとても大変でした。しかし、生徒たちは約3kmの航海を、腕や手が痛いと言いつつも周りと協調して、全力で訓練に取り組んでいました。佐藤佑介先生も訓練に参加し、自衛官の方に賞賛されるほど上手に漕ぐ事が出来ました。また、結索を教えていただきました。一度結ぶと取れにくくなるロープの結び方で、海自では『キング結び』と呼ばれているもやい結びなど、主に船と岸壁を繋ぐ時に使う結び方を学びました。集中して練習していたのか、何回か練習する度に結ぶのが速くなっていく事に驚きました。そして、手旗信号です。どんな状況化でも味方同士の連絡がとりあえる手段であり、海上自衛官がまず最初に習う事だと聞きました。生徒たちは、自分の名前を教えてもらい、覚えていました。基本教練や短艇の引き揚げ作業なども行わせていただき、本日の訓練は終了しました。
明日が最終日です。
帰阪まで全力で頑張ります❗️

【最終日】
令和3年12月12日(日)

2年生CTコース自衛隊体験入隊は無事最終日を終えました。
本日は非常呼集で5時50分起床。まだ、外が暗い中での約1.7Kmのランニングから始まりました。8時からは、敬礼・礼・右向け右・回れ右・行進などの基本教練を行いました。CTコースの先輩である森一等海士の号令・指揮の元、何度も繰り返し練習をしました。最後は軍艦マーチで行進を行いました。
その後、お世話になった基地内の清掃活動をし、教育隊司令中濱一佐よりお言葉を頂戴しました。13時30分に自衛官の皆様に見送られながら、舞鶴基地をあとにしました。
帰校後の解散式では、体験入隊で学んだ基本教練の動作と荻原朱理君が活動報告として生徒代表挨拶を行いました。
最後になりましたが、このコロナ禍の中、自衛隊体験入隊が実施出来た事に、海上自衛隊舞鶴基地並びに大阪地方協力本部阿倍野出張所の自衛官の皆様方には深く感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。今回学んだ事や感じた事を学校生活や家庭生活に活かして、来年の進路に向けて生徒たちは大きく成長する事が出来たと感じています。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

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