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【自転車競技部】

2024/7/30

2024.7.29(Tue)
令和6年度 全国高等学校総合体育大会(北部九州インターハイ) 自転車競技大会

≪個人ロードレース≫
3日目までの福岡県から大分県の『オートポリス』に会場を移し、インターハイ最終種目となる「個人ロードレース」が開催され、升谷 太一(3年AAコース / 大阪市立城陽中学校)と山本 溜牙(3年ACコース / 大阪市立市岡中学校)、そして唯一2年生での参戦となった北池 翼(2年ACコース / 大阪市立喜連中学校)が出場しました。
この日も暑さが厳しく、選手にとって大敵となる風もあったため、体力を非常に消耗する過酷なレースになりそうな予感がありました。さらに、本校の3選手はいずれも抽選によって出走順(場所)がかなり後方からのスタートとなり、不利な状況ではありましたが、1周を終了する頃には3選手ともメイン集団に残る走りを見せてくれました。
2時間を超える長丁場のレースであるため、140名が出走した中で完走したのは、わずか36名だけでした。
その中で、升谷 太一(3年)と山本 溜牙(3年)は、入賞には至りませんでしたが、最後までメイン集団で粘り強い走りを見せ、見事に完走してくれました。

ロードレースの結果を踏まえても、トラック種目での総合2位のポイントを逆転されることがなかったため、学校対抗総合成績も『第2位』となりました。これは、昨年度の総合4位を上回る素晴らしい戦績です。

興國に新たな歴史を刻んでくれた選手たちに、感謝の気持ちで一杯です。
そして、学校の垣根を超えてサポートしてくださった皆様、今大会の運営に携わってくださった関係者の方々や補助員として手伝ってくださった地元の高校生の皆様に、深く感謝申し上げます。

最後になりましたが、多大なるご理解とご協力を賜り、現地まで応援に駆けつけてくださった保護者の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

今後とも興國高校 自転車競技部をよろしくお願い申し上げます。


2024.7.26(Fri)- 28(Sun)
令和6年度 全国高等学校総合体育大会(北部九州インターハイ) 自転車競技大会

≪出場選手/出場種目≫
谷口 雅佳(3年PADⅡ類 / 大阪市立大淀中学校)
▸ 4Km団体追い抜き ▸ 4Km速度競走

児島 魁士(3年PADⅡ類 / 泉佐野市立第三中学校)
▸ 4Km団体追い抜き ▸ 1Kmタイムトライアル

正木 拓海(3年AAコース / 高槻市立芝谷中学校)
▸ 4Km団体追い抜き ▸ スプリント

升谷 太一(3年AAコース / 大阪市立城陽中学校)
▸ 4Km団体追い抜き ▸ スクラッチ ▸ 個人ロードレース

山本 溜牙(3年ACコース / 大阪市立市岡中学校)
▸ 4Km団体追い抜き ▸ ポイントレース ▸ 個人ロードレース

北池 翼(2年ACコース / 大阪市立喜連中学校)
▸ 個人ロードレース

◇トラックレース競技 第1日目(26日)
≪団体種目 4Kmチームパーシュート 予選≫
トラックレースが、競輪発祥の地『北九州メディアドーム』で開催されました。
「4Kmチームパーシュート(4Km団体追い抜き)」に、谷口・正木・山本・児島の4選手が出場しました。
チームで想定していたタイムよりも少し早いタイムで1周目を通過すると、今までに見たこともないラップタイムを刻んで、3位で予選を通過することができました。

≪個人種目 スプリント 予選≫
正木 拓海(3年)が、個人種目であるスプリントの予選に出場しました。本来の種目とは別の種目に出場しましたが、自己ベストを更新しました。

≪個人種目 4Km速度競走 予選≫
谷口 雅佳(3年)が、4Km速度競走を1位で予選通過し、明日の準決勝に駒を進めることができました。

◇トラックレース競技 第2日目(27日)
≪団体種目 4Kmチームパーシュート 3位・4位決定戦≫
2年連続の3位表彰台をかけて、日出総合高校(大分県)との絶対に負けられないレースでありました。日出総合高校との昨日の予選タイムの差は約0.6秒差と拮抗しており、緊迫したレースになることは間違いありませんでした。その予想通り、最後までもつれ込みほぼ同時にゴールしました。
公式記録のアナウンスを聞くと、なんと『1/100秒差』で勝利したことが分かり、目標にしていた『2年連続3位表彰台』に、選手全員が歓喜の涙を流しました。

≪個人種目 4Km速度競走 準決勝≫
昨日の4Km速度競走の予選を勝ち抜いた谷口 雅佳(3年)が、準決勝に出場しました。スタートの号砲と共に積極的な攻めの走りを見せてくれましたが、残念ながら準決勝で敗退しました。

≪個人種目 スクラッチ 予選≫
升谷 太一(3年)が、スクラッチ予選に出場しました。マークされるレース展開でなかなか思い描く走りができていないようでしたが、なんとか最終ゴールスプリント先着1位でゴールし、明日の決勝に駒を進めることができました。

≪個人種目 ポイントレース 予選≫
山本 溜牙(3年)が、ポイントレース予選に出場しました。途中、ポイントをなかなか重ねることができませんでしたが、「逃げ」の集団に乗ることができ、さらに山本はメイン集団をラップし、ポイントが20ポイント加算され、明日の決勝に駒を進めることができました。

◇トラックレース競技 第3日目(28日)
≪個人種目 ポイントレース 決勝≫
24Kmを24名の選手が出場するポイントレース決勝に、山本 溜牙(3年)が出場しました。1周400mのバンクを60周回走る中で、5周に1度、1位に5点、2位に3点、3位に2点、4位に1点が与えられ、最後のゴール着順は倍点となるレースです。
スピードが上がった集団に乗ることができ、その集団の逃げが決まると、そこから少しずつポイント重ねることができ、同ポイントの選手より先着したことで『第2位』となりました。

≪個人種目 1Kmタイムトライアル 決勝≫
児島 魁士(3年)が、一発決勝の1Kmタイムトライアルに出場しました。自分の脚の状況を考えた末、ギアを一枚重たくして勝負しました。自分の目標とするタイムには届きませんでしたが、自己ベストを更新することができました。

≪個人種目 スクラッチ(8km) 決勝≫
升谷 太一(3年)が、スクラッチ決勝に出場しました。残り約4周のところで前の選手が落車し、それを避けようとした升谷も落車してしまいました。代車に乗り換え、痛みに耐えながらゴールスプリントにもつれ込んだ結果、見事『第4位』でゴールすることができました。升谷は、打ち身や擦過傷はありましたが、幸いにも重篤なケガではなく、翌日のロードレースにも出場する強い意志を示してくれました。

3日間のトラックレースの結果、『全国総合 第2位』を獲得することができました。

この結果は、選手の努力はもちろんですが、サポートに回ってくれた興國の選手に加え、自チームのように私たちのサポートをしてくださった大阪の他校の選手たちのお蔭でございます。深く感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

29日(月)には、大分県の「オートポリス」に会場を移し、インターハイ最終日のロードレースに臨みます。
ロードレースは屋外でのレースとなるため、暑さとの戦いになりますが、楽しんで上位入賞を目指してほしいと思います。
インターハイ自転車競技の最終日も、引き続き応援のほど宜しくお願い申し上げます。

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