2025/5/11
2025.5.10(Sat)
令和7年度 春季近畿地区高等学校野球大会 大阪府予選 準々決勝
@南港中央野球場
北 陽 000 011 010 = 3
興 國 100 000 000 = 1
阪南大高との死闘を制し、ベスト8進出を果たした興國ナイン。中4日で迎えた関大北陽高校との準々決勝は、ロースコアの手に汗握る投手戦となりました。
先発マウンドを託されたのは、今大会3度目の先発となった吉田 悠(3年AAコース/伊丹市立松崎中学校)でした。
初回からストライク先行の打たせて取るピッチングで、相手打線を無失点に抑えていきました。
吉田投手を援護したい興國打線は、初回からチャンスを迎えました。
先頭バッターの下野 将真(3年AAコース/大阪市立城陽中学校)がヒットで出塁すると、相手のバント処理のミスが重なり幸先良く先制点を取ることができました。
その後、無死一塁三塁と追加点のチャンスが続きましたが、後続が倒れ得点とはなりませんでした。
1-0のまま試合は進み、迎えた5回表。好投を続けてきた吉田ですが、一死二塁のピンチを招くと、レフトオーバーのタイムリーツーベースヒットを浴びて同点に追い付かれ、6回表には犠牲フライで逆転されてしまいました。
このまま引き下がるわけにはいかない興國打線は、7回裏に一打逆転のチャンスを迎えました。
二死一塁二塁のチャンスを作り、今大会大事な場面で常に結果を出してきた下野が打席に入りました。
スタンドやベンチから大声援を受けましたが、結果はファーストゴロに打ち取られてしまい、得点のチャンスを逃しました。
2点差で迎えた9回裏。先頭の若林 獅堂(3年AAコース/彦根市立南中学校)がレフト前ヒットを放ち、二死三塁までチャンスを広げましたが、最後のバッターがライトフライに打ち取られ、ゲームセットとなりました。
興國の春は「ベスト8」という結果で幕を閉じました。
未完成なチームながら選手たちは一戦一戦成長し、夏に繋がる大会となりました。
一方で、全てにおいてレベルアップが必要だと感じた大会でもありました。
残り2ヶ月でチームを仕上げ、悲願の甲子園出場を目指します。
今大会も、多くの皆様方のご声援に深く感謝申し上げます。
引き続き、応援のほど宜しくお願いします。
2025.5.5(Mon)
令和7年度 春季近畿地区高等学校野球大会 大阪府予選 5回戦
@くら寿司スタジアム堺
阪南大高 001 010 000 111 = 5
興 國 200 000 000 112×= 6
(延長12回タイブレーク)
山本高校との4回戦から中1日で行われた5回戦は、試合時間が3時間を超え、両チームのプライドがぶつかり合った大熱戦となりました。
先発マウンドには、4回戦で好救援を見せたエース若林 獅堂(3年AAコース/彦根市立南中学校)が上がりました。
初回にいきなりランナーを背負うピンチがありましたが、バックの守りに助けられて無失点で切り抜けました。
先制したい打線は1回裏、二死一塁三塁から5番に入った若林が自らを援護する、左中間を破るタイムリースリーベースヒットで2点の先制に成功しました。
その後はチャンスを作るものの、相手の好守にも阻まれ、なかなか追加点を奪うことができませんでした。
3回表に守備の乱れで1点を返され、5回表にはタイムリーヒットを浴びて、同点に追い付かれてしまいました。
6回以降は両者一歩も譲らず、一進一退の攻防が続きました。
その中で、9回裏にサヨナラのチャンスを迎えました。
二死満塁のチャンスを作ると、主砲の大鶴 彪太朗(3年AAコース/加古川市立中部中学校)がバッターボックスに立ちました。
一打サヨナラの場面で捉えた打球は右中間を抜けるかという大飛球でしたが、センターのファインプレーで無得点に終わりました。9回で決着が付かなかった熱戦は、延長戦に突入し、無死一塁二塁から始まるタイブレークとなりました。
9回を一人で投げ抜いた若林は気迫のこもった投球を延長戦でも披露し、10回表を最小失点で切り抜けました。
その裏、一死満塁とチャンスを拡大し、櫟岡 拓夢(2年AAコース/広島市立城南中学校)が、見事にスクイズを決めて同点に追い付きました。
その後、二死二塁三塁としましたがあと一本が出ず、試合を決め切ることができませんでした。
11回の攻防は両チーム1点を取り合い、延長戦は12回に突入しました。
投手は11回159球と力投した若林から、吉田 悠(3年AAコース/伊丹市立松崎中学校)にスイッチし、無死満塁のピンチを迎えるも、最小失点で切り抜けました。
激闘を続けてきた中、興國を救ったのは投打に存在感を発揮したエース若林でした。
4-5で迎えた12回裏。一死二塁三塁から、猛打賞となるライト線を破るタイムリーヒットで二者が生還し、劇的なサヨナラ勝利を収めました。
死闘を制し、ベスト8進出を決めました。
次戦(準々決勝)はベスト4を懸けて、明日5月6日(火・振)に関西大学北陽高校と対戦します。(会場:南港中央野球場/10:00開始予定)
本日の勝利で結束力を増した興國ナインは、次戦も勢いそのままに全員野球で勝利を掴み取ります!
引き続き、応援のほど宜しくお願いします。
2025.5.3 (Sat)
令和7年度 春季近畿地区高等学校野球大会 大阪府予選 4回戦
@興國学園総合グランド(枚方アスリートキャンパス)
興 國 000 015 000= 6
山 本 000 012 200= 5
中5日で迎えた4回戦は、緊迫したシーソーゲームとなりました。
先発マウンドは初戦以来の登板となる、吉田 悠(3年AAコース/伊丹市立松崎中学校)が託されました。
初回は危なげない立ち上がりを見せたものの、2回裏以降は毎回ランナーを背負う苦しい展開となりました。しかし、粘り強いピッチングで最後の一本を許さず、0点に抑えていきました。
粘り強い守備を続ける中、5回表に大きなチャンスが訪れました。
1死満塁の絶好機に、1番の水長 慶大(3年AAコース/宝塚市立五月台中学校)が犠牲フライを放ち、先制に成功しました。
その裏にボークで同点に追い付かれ、嫌なムードが漂いましたが、5回終了時のグランド整備中に円陣を組み、チームの徹底事項を確認して士気を高めました。
迎えた6回表の攻撃で、打ちあぐねていた相手投手を攻略することに成功しました。
無死一塁から大鶴 彪太朗(3年AAコース/加古川市立中部中学校)と小早川 蓮(3年AAコース/大阪市立玉出中学校)の連打で満塁のチャンスを作ると、下野 将真(3年AAコース/大阪市立城陽中学校)のセンター前2点タイムリーヒットなどで一挙5点の勝ち越し点を奪いました。
このままの流れで守りにも繋げたいところでしたが、相手打線もしぶとく食い下がり、8回裏終了時点で1点差に迫られてしまいました。
迎えた9回裏。マウンドにはエース 若林 獅堂(3年AAコース/彦根市立南中学校)が上がりました。
二死一塁二塁と、一打サヨナラのピンチを招きましたが、最後のバッターをファーストゴロに打ち取りゲームセット。
苦しみながらも粘りの野球で勝利し、ベスト16進出を決めました。
ゴールデンウィークの初日にも関わらず、多くの皆様方が応援に駆けつけてくださり、誠にありがとうございました。
次戦(5回戦)は5月5日(月・祝)の第3試合。くら寿司スタジアム堺にて、阪南大学高校と対戦します。
一戦一戦成長している興國ナイン。次戦も全員野球で勝利を掴み取ります。
引き続き、応援のほど宜しくお願いします。
2025.4.27(Sun)
令和7年度 春季近畿地区高等学校野球大会大阪府予選 3回戦
@興國学園総合グランド(枚方アスリートキャンパス)
同志社 000 000 000 = 0
興 國 001 010 20×= 4
初戦から2週間が経過し、心身共に成長した興國ナインは、3回戦で同志社香里高校と対戦し、自分たちの持ち味が存分に発揮された試合展開となりました。
先発マウンドには今春初登板の、エース 若林 獅堂(3年AAコース/彦根市立南中学校)が上がりました。
ストライク先行のテンポのいいピッチングを披露し、スコアボードに0を並べていきました。
援護したい打線は3回裏、1アウト二塁のチャンスを作ると、好調の3番 小早川 蓮(3年AAコース/大阪市立玉出中学校)が、もう2ストライクと追い込まれながらもセンター前へタイムリーヒットを放って先制に成功します。
その後も、5回裏には下野 将真(3年AAコース/大阪市立城陽中学校)の犠牲フライ、7回裏には今春初スタメンの大澤 佑真(3年AAコース/岐阜県関市立旭ヶ丘中学校)がタイムリーヒットを放つなど、リードを4点に広げました。
援護をもらった先発の若林は危なげないピッチングを披露し、最後までマウンドに立ち続けました。
最後の打者をショートフライに抑えてゲームセット。
見事な完封勝利で、4回戦進出を決めました。
盤石の試合運びで勝利した興國ナイン。
次戦も、全員野球で勝利を掴み取ります。
引き続き、応援のほど宜しくお願い致します。
2025.4.12(Sat)
令和7年度 春季近畿地区高等学校野球大会大阪府予選 2回戦(初戦)
@興國学園総合グランド(枚方アスリートキャンパス)
工業高専 000 00 = 0
興 國 414 4× = 13
春らしい暖かな日差しが降り注ぐ中、待ちに待った球春が到来しました。
冬の厳しいトレーニングを乗り越えて、心身共に一回りも二回りも大きく成長した興國ナインは、大阪公立大学工業高等専門学校と春季大会の初戦を戦いました。
その大事な先発マウンドには、急成長を遂げた吉田 悠(3年AAコース/伊丹市立松崎中学校)が上がりました。
ストライク先行の打たせて取るピッチングで、3回まで無失点に抑えていきます。
援護したい打線は、初回から繋がりを見せます。
2死三塁のチャンスを作ると、4番に座った上村 康誠(3年AAコース/枚方市立長尾中学校)がセンターへのタイムリーヒットを放ち、先制に成功しました。
チャンスは続き、6番の下野 将真(3年AAコース/大阪市立城陽中学校)のタイムリーヒットなどで初回から4点を奪いました。
3回には、主将の林 諒真(3年AAコース/大阪市立住之江中学校)のランニングホームランなどで加点し、試合を優位に進めていきます。
4回からリリーフ登板した濵田 哩玖(3年AAコース/大阪市立天王寺中学校)が、ランナーを背負いながらも丁寧なピッチングを見せ、無失点で切り抜けていきます。
13点をリードした5回表。最後の打者をセンターフライに打ち取り、ゲームセット。
2人の投手による完封リレーで勝利を収め、3回戦進出を決めました。
公式戦に初めて出場したメンバーが多数いる中で躍動した興國ナイン。
さらに練習を重ね、次戦も全員野球で勝利を掴み取ります。
引き続き、応援のほど宜しくお願いします。